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【感想】電撃文庫『数字で救う!弱小国家 電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。』レビュー



明日から9月とかウソやろ・・・・・・

と、言ったところで、発売の順序が逆ですが、電撃文庫新作の紹介です。

 

タイトル数字で救う!弱小国家 電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。
作者長田 信織
イラスト紅緒
価格659円
記事掲載時の価格です

■ストーリー

ファヴェール王国は、窮地に立たされていた

王は病床に伏し、隣国との緊張の高まり、私掠船による通商障害、戦争の気運も高まるが、弱小国家のファヴェールに戦って勝つほどの力はなかった

そんな中、国のかじ取りを任されていた王女ソアラは、何も進まない会議に頭を悩まされていた。

そして、ソアラの前に一人の青年ナオキが現れる。

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ソアラとは違う世界からやってきたというナオキが持っていた『数字を扱う理論』はソアラの、そして世界のルールを変えるほどのモノであった。

■感想

  • 異能チートスキルなし、非常に好ましい
  • 戦闘力カンストのスーパーマン設定なし、非常に好ましい
  • 『数学』と聞いて若干引いたが解説図解入りで分かりやすかった
  • 意外な決着で、話の区切りはうまくいきすぎだが、『数学』を扱う作品なのでまぁ、アリか?

■おすすめ対象

数学が嫌いな人? は、読んでもいいかも。難しい事は読み飛ばしても話は分かるので……

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■総評

国が戦争することになり、終盤くらいまでは順調に計算通り進むので、予定調和のなかにある心地よさがあってよかった。

戦争の結果は、意外な結果に終わるがそれでも何もかもが上手くいきすぎて終わるよりかははるかに良い終わり方だったと思う。

電卓、電池切れしないかなぁと思ってたが、電卓は大概が太陽光電池なのでその心配はなかったか……


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