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【感想】2017年9月電撃文庫新作『ラノベ作家になりたくて震える。』【レビュー】



今月は電撃文庫をもう一つ紹介。

紹介するのは『ラノベ作家になりたくて震える。』です。

タイトルラノベ作家になりたくて震える。
作者嵯峨 伊緒
イラストダンミル
価格616円
記事掲載時の価格です

■ストーリー

ラノベ作家志望の高校生、冬野藍介はある日、その日発売のライトノベルを買いに行った。

藍介が購入した作品、インフェルノ文庫新人賞受賞作だった

しかし、

 

「これ、ぼくの書いた作品の盗作だろ!」

 

それは藍介が執筆し、しかし結局、賞に送ることのなかった作品だった。

作品が盗作された事で苛立つ藍介の前に、元芸能人の鮎原睡蓮が現れた。

 

「この作者、わたしなの。わたしが冬野君の作品を盗作したの」

 

半ば無理やり連れてこられた喫茶店で、藍介は睡蓮に信じがたい告白を受けた。

 

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「お願い。二巻を書くのを手伝って」

 

盗作してしまったがために続きが書けない睡蓮はあろうことか、盗作元の作者である藍介に、

続編の執筆を依頼してきたのだった。

■感想

  • 中盤まではつまらない。中盤までは・・・・・・
  • 中盤以降は普通
  • めえめえはちょっと引く。睡蓮は可愛いけど
  • ラノベ業界本ではない

■おすすめ対象

作家志望の高校生

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■総評

ラブコメが主体でラノベ業界における『盗作があった場合』的な話ではない。

ラブコメですが、まぁ、普通。残念ながら面白みはそれほどなかった。

特に序盤から中盤に盛り上がれなかったのが個人的な原因。

半分すぎてあとどんくらいあるんやと残りページを確認するくらいだった。

中盤超えてからはマシになった。

基本的にヒロインが若干電波っぽくても気にしない質なのだが、

睡蓮が何かにつけて「めえめえ」と羊の物まねをして場をごまかすことがあるのだが、

作風が写実的な面があるので、浮いて見えてそこも残念だった。

ふわふわした感を出したかったのかもしれないが・・・・・・

 


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