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【感想】電撃文庫『86 -エイティシックス-』レビュー



もうあと数日でファンタジア文庫の新刊が発売されますね。

ですが、相変わらずスローペースなオタ箱!では電撃文庫の新作を紹介します。

今回は電撃小説大賞大賞を受賞した『86 ―エイティシックス―』です。

タイトル86―エイティシックス―
作者安里 アサト
イラスト/メカニックデザインしらび/I-IV
価格680円

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続編『86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉』が発売されました!

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■ストーリー

サンマグノリア共和国は、帝国の無人兵器<レギオン>の侵略を受けていた。共和国はこれに対抗するため同じく無人の兵器を開発した。これにより共和国は人命を損なうリスクを最小限にとどめ、帝国の侵略に抵抗する事に成功していた。しかし、それは表向きなものであり、共和国の開発した無人兵器には、共和国の全85区画から隔離された86番目の区画に収容され『エイティシックス』の烙印を押された少年少女達が乗り込み、日々戦っていたのだ。ある日、主人公シンの率いる部隊に、エイティシックスに対して家畜以下の扱いを続ける現体制を嫌うヒロイン、レーナが『指揮管制官』として配属された。

 

■感想

  • 待ってたロボットミリタリー作品!
  • 常に緊張のある戦場とその中にあるわずかな平穏の時間のメリハリが丁度いい
  • 戦闘時の緊張感がよく伝わってくる
  • スペック的には圧倒的に不利な状況、死と隣り合わせの戦場というシチュエーション作品は久しぶりで素直に楽しく読んだ
  • 僕もストッキングガーターはエロ可愛いと思います!

 

■おすすめポイント

ロボットアクション好き、ミリタリー好き、わかりやすく書けばフルメタルパニック好きな人には超オススメな作品。前線での雑多な基地の雰囲気、隊員たちのつかの間の休息、それらがしっかりと詰め込まれた読み応え!

 

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■総評

いや、ホント。久しぶりにこういう作品に出合えた! といった感じの「86 ―エイティシックス―」。フルメタは中学時代に出合ってから歴代お気に入り作品の殿堂入りした作品でフルメタの本編の緊張感を感じさせる戦地での状況は、久しぶりにドキドキしながら読みました。ただ、難点はシンたち「スピアヘッド部隊」の隊員たちの本名と作戦中などで呼び合うコールサインが混在して書かれていたりするので二つの名前を合致させるのが大変でした(まぁ、途中からあまり気にはなりませんでしたが・・・・・・)。とはいえ、大賞の称号に負けない、文句なしのエンタメ作品と思います。


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