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【感想】旧版ドラえもん映画を久しぶりに視聴しました Part.2【雲の王国】



シリーズ化しようかなぁ・・・この記事ネタ……

■今回の映画

今回は『ドラえもん のび太と雲の王国』です。

宇宙小戦争を見た後だったか別の作品を見た後だったか……

正直どんな順番でドラの映画を見たのか覚えてないんですよねぇ……

今日もアマプラにて視聴しました。

 

■あらすじ

天国のある雲はあるのか? そんな問いを学校の先生に質問したのび太。しかし、そんなものは存在しないと笑われ、ジャイアン達にも馬鹿にされてしまう。

のび太は勢い余って、天国がある事を証明すると言ってしまう。

ドラえもんに相談するも天国はない事を証明されてしまうのであった。

家出したのび太だったが、タケコプターの不調で落下してしまう。

あわやと言うところでのび太が落ちたのは、ドラえもんが『雲固めガス』を使って作った、立つこのできる雲の上だった。

ドラえもんは「天国を自分で作ってみては?」と提案する。

ジャイアン、スネ夫、静香の協力もうけてドラえもん達は雲の王国を作り上げる。しかし、ある事から王国とは別の雲の上にある、天上人の住む場所へと、

迷い込んでしまった。

友好的な態度を示す天上人であったが……

 

■感想

  • のび太の疑問
  • 天上人の陰謀
  • ドラえもんの償い

■のび太の疑問

のび太はドラえもんと雲の王国を作るため雲固めガスで雲に乗れるように足場を作っていくのだが、事前にのび太は雲は水でできていると授業で学んでいて、

固まってしまうと雪になって落ちるのではないかと、のび太にしては珍しく授業で習った事を覚えており、ドラえもんに質問します。

その時のドラえもんの回答。

子供の頃もなんて答えるのかと思っていたら、「長くなるからやめておく」というモノでした。

うん、まぁ、そうなるよね。

と、最近見た時は思ったのですが当時は、気になって仕方がなかったのを覚えています。

実際のところ、その仕組みはおそらく説明はできないので、何か言い訳をしないといけないのですが、

まぁ、長くなると言われたら、ちょっと敬遠しちゃいますよね。

うまく逃げたなぁと思いました。

■天上人の陰謀

敵として、今回は雲の上に住む、天上人が登場します。

地上人が空を汚したので、地上の文明を滅ぼすと言い、その最終決断にドラえもん達が地上人代表として、

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会議に呼ばれるのですが、ちょっと行き当たりばったりな感じは当時から感じていました。

誰を呼んでもまぁ、良いとしても大人を探せよと……少なくとも偶々、迷い込んできた子供を呼びつけるとはちょっと考えなさすぎでは?

当時は酷い! くらいの感覚だったのですが、

今見てみると、地上人が憎すぎて地上を滅ぼしたい

滅ぼす! でもいきなり破壊するのは気が引けるので地上人との対話しましたと言う『事実』が欲しい

なんか、地上人でいい感じに迷い込んできた連中が来たからこいつらでええやろ

みたいな考えがあったのではないかと勘繰ってしまいます。

一応、地上の人間も動物も非難させてからと言っていますが、どうやったのでしょう?

作中の描写では非難と言うよりキャトルミュートレーション的な誘拐感が凄かったけど……

あと、一つの未来として括られてはいますが、一度はその計画が実行されて大洪水になっているシーンは当時はかなり衝撃でした。

この展開はかなり攻めてるなぁと、最近の視聴では思いました。

子供からすれば、まさか実際にその計画が実行されるとは思っていないし、しかも薄暗い中にドラとのび太が流されるし、

ドラえもんは故障中と言う最悪な状態。

子供によっては泣いちゃうのでは?

■ドラえもんの償い

天上人の施設に被害が出てしまい、ドラえもんは自分の出した道具のせいであることを後悔して、

自分でケジメをつけるべく、固めた雲を元に戻すガスが充満しているガスタンクに突撃。頭から突っ込んでタンクを破壊します。

いや、衝撃でした。

当時、そこまでするのかと思ってしまいました。

大洪水、王国乗っ取り、挙句は天上人の施設を破壊して大パニックの中に、ドラえもんが命を投げ出し、実際、壊れてします。

王国と天上人何千万人の命とは代えられないと、王国を壊すために飛び出すドラえもんの決死の姿は最近見た時はなぜか、ちょっと怖く感じました。

 

■総評

今回は環境問題にかなり踏み込んだテーマとなっており、天上人の国では絶滅動物を保護する区画でドードーなどの動物が出て来たり、

最後の審判を行う場所では化石燃料の使用やオゾン層に関する話題などが触れられており、子供向けにしてはかなり攻めている感じがしました。

当時は幼すぎて(確か幼稚園くらい)よくわかっていませんでしたが……

ほか、テレビシリーズからのゲストキャラが登場するという、仕込みまであり、テレビシリーズを知っている人には懐かしさもあったのではないでしょうか?

私の場合、キー坊の話はなぜかたまたま、本映画を見る前に見て知っていたため、キー坊だと分かった時はすごく喜んだのを覚えています。特にドラえもんがガスタンクに突っ込んだ後だったので……

ドラえもんはこういう風にかなり攻めてくる時があるので、油断ならないですね。

タイトルドラえもん のび太と雲の王国
主題歌作曲: 深野義和
作詞: 武田鉄矢
編曲者: 山中紀昌
歌:武田鉄矢
価格1,683円
(記事作治時点でDVDの価格です)

 


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