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【感想】電撃文庫『賭博師は祈らない』レビュー | ||||||||||
結局、一日ズレてしまいました…… 申し訳ない。 今回は、電撃文庫新作、第23回電撃小説大賞で金賞を受賞した『賭博師は祈らない』の感想です
[ad#co-1]■ストーリー時は十八世紀末のロンドン。若き賭博師ラザルスは賭博師として賭場で賭けをする上で『勝ちすぎない』事を己がルールとして課していた。しかし、誤って大金を手に入れてしまった。そして勝ちすぎた分を清算するために仕方なく賭場から購入したものは奴隷少女のリーラだった。彼女は喉を焼かれて言葉を話すことはできず、また文字も教えられず、意思疎通する心を完全に壊されていた。ラザルスは奴隷を必要としていなかったし興味もなかったが、ルールに従って家に置き、最低限の意思疎通のためにリーラに文字を教えた。そして、リーラのラザルスへの警戒が薄れ心を通わせ始めたころ、悲劇は起こった。ラザルスはリーラを救うため、一世一代の大博打に打って出るのであった。 ■感想
■おすすめポイントSFやアクション系のドンパチやる話よりも駆け引きメインの戦いのある話が好きな方
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■総評僕はいわゆる賭け事と呼ばれる類のものとはトンと縁がなく、麻雀のルールやポーカーのルールは詳しく知らない人間なのですが、作中で要所で扱われる賭けは勝ち負けが分かりやすいものやプレイルールがシンプルなものになっており、ゲームルールを前提として知っておく必要がないのが、作品を楽しめた理由の一つだと思います。また、簡単なルール説明も実際のプレイをしながらやってくれるのでなおわかりやすかったと思います。あと、特筆すべきはヒロインの奴隷少女リーラは言葉を話せません。文字も書けません(ラザルスが教えますが)そんなリーラなのに感情が見て取れるので、リーラ愛おしいと思えてくるのがよかったです。 この記事を読んだ人はこんな記事も読んでますよ |
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