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【感想】富士見ファンタジア文庫『異世界取材記~ライトノベルができるまで~』【レビュー】



面白い作品に出合うのは難しいですね。

今回は富士見ファンタジア文庫の新作、

『異世界取材記~ライトノベルができるまで~』です。

タイトル異世界取材記 ~ライトノベルができるまで~
作者田口 仙年堂
イラスト東西
価格648円

■ストーリー

スクープ! KADOKAWAはラノベ作家を異世界に送り込んでいた!?(表紙帯より) 中堅ラノベ作家の「」は、ヤクザみたいな姿の編集からナイフをちらつかせられながら、新作のオーダーとして「ハーレム」と「無双」を体験取材するために、KADOKAWAの用意したルートを通り、異世界に取材旅行へと向かった。現地ガイドのアミュー、『魔法理論』を勉強するために異世界転生を果たしたが、拉致されていたJK、そして「俺」の三人で旅をすることになるが、出会った勇者は中二病を拗らせた少年、そして、敵対する魔王軍の総大将、魔王は「俺」の後輩であるラノベ作家だった。そして、「俺」は異世界を救うことができるのか?

■感想

  • ラノベ作家自身を扱った職業系の中では面白い方だった
  • カクヨムに掲載されていたらしいがホントKADOKAWAは許可したなと思う
  • 現実世界のラノベ業界の設定が酷い(良い意味で)
  • アミューのおっぱいには夢が詰まってる
  • 業界暴露本ではないのが残念だった

■おすすめポイント

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やりたい放題のおバカ作品です。ズルい!(笑)と言いたくなる作品を求めている方にオススメ

 

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■総評

感想の項目にも書きましたが、これホントよくKADOKAWAはOKしたよなぁと思った

編集がナイフちらつかせるヤクザとか、印象悪すぎでしょ! 編集長もその筋の人みたいだし、呪具の詳しい先輩作家等々、KADOKAWAラノベ事情の印象をぶち壊すコメディ作品

帯のアオリ見てまぁ、暴露本ではないことは分かってたんですけどね……フィクションのおふざけ作品? と言ってもいいかもしれませんね。


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