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【感想】富士見ファンタジア文庫『ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家』レビュー



年収2500万円とかまったく想像つかねぇっス

タイトルラノベのプロ!
年収2500万円のアニメ化ラノベ作家
著者望 公太
イラストしらび
価格648円
記事掲載時の価格です

高校生デビューするも、デビュー作は三巻打ち切り、二作目は二巻打ち切り、三作目でついにアニメ化されるも爆死

そんなプロ四年目の作家で主人公の神太陽(本名:陣内陽太)の年収は
2500万円。

意識高い系作家の太陽と自称弟子の新人JK作家の小太郎、その同期の中二病JC作家絵万寺エル、そして太陽の幼馴染で税金対策でアルバイトとして雇われた希月結麻の四人の作家生活を描いた日常系ラノベ。

 

個人的にはもっとこう作家を目指すのを戸惑ってしまうような、作家志望の将来に希望をはせる若人を地獄に叩き落すような業界暴露ネタ満載のデスマーチ作品かと思っていたので、落ち着いて読むことができました。

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いや、まぁ、実際にそんなこと書かれてもドン引きするだけだし、内心そんなわけないとも思っていたんですけどね・・・・・・。

ラノベは初動の売り上げが重視されるといった事や、印税率の下りはネットでたびたび話題に上がる事もあったのですが、あぁ、やっぱりそうなのかなぁとか思うところもありました。

 

太陽はある目標、夢のためにさらなる高みを目指すも、なかなか上手く回らないことに焦りを感じ始めます。

とはいえ、終始、ヒロインたちが押しかけてドタバタするコメディ重視で物語が進んでいくのでシリアスな部分はほとんどありませんでした。

題材が題材なのでシリアスにずっとストーリーが進まれても、正直つかれるのでコメディでよかったですが・・・・・・

 

業界暴露ネタはありませんが、あぁプロになったらこういうところ、確かに気にした方がいいのかなぁとか、そういったネタもちりばめられており、業界というよりも作家生活を垣間見れるような作品です。


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