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【コラム】小説の書き方について【雑記】 | ||
人それぞれな小説の書き方。 ベストな書き方とはあるのか? 結論から言うと、自分にあったやり方を見つける事だと思いますが、中々難しいのですよ・・・・・・ ■書き始め 物語の書き始めはほとんどの人がおそらく頭から書くと思います。 ボクもそうです。 しかし、世の中には物語の後ろ、つまり話の終わりから書く人や、重要なところから書く人がいるらしいです。 その話を聞いて以前、両方試してみたのですが、ダメでした……。
最後から書くのは何とかやれそうだなぁと思ったのですが、時系列の厳格な管理が必要になりそうです。 重要なところから書くのは要は、自分が書きたいシーンとだいたいが被っているもので、アレもコレもとどんどん増えていき、とっ散らかってしまいました。で、書きたいシーンを先に書いたため、モチベーションが下がってしまいました。 書きたい部分を先に書いてしまったから満足してしまったようです。
すくなくともボクには頭から書く方があっているようですね。
■設定はどこまで作るべきか? 頭からしか書けないのは自分にあってるからというのもありますが、 おそらく書き始めるに至るまでの、構想を練る段階に問題があるのかもしれません。
自分の中にある妄想を早く形にしたくて仕方ないので、設定もそこそこに書き始めることがあるのです。 重要と思われるキャラ、キーワードなどをあらかた決め、ざっくりとした話の流れだけ決めて、あまり深く考えずに書き始めるので、 最後からだと時系列が曖昧なために書けなくなってしまうのだと思います。 書きたいシーンだと、満足してしまうと書きましたがそれ以外に、設定構築が弱いという事が原因だと思われます。
と言うか、設定はどこまで考えておいた方がいいのだろうか? 早く書きたいという気持ちを抑えたとしても、どこまで設定を考えておけばいいのかは、永遠のテーマだと思います。 ボクはしっかり考える場合は、一つの設定に対して二つくらいまでバックボーンを置いておきます。 どういうことかというと、例えば主人公の設定を考えた場合、登場の予定に関わらず、両親と祖父母までは必ず考えておきます。 あとはボクはSFをよく書くので、オリジナルの技術や兵器が出てくるなら、元になった技術や兵器を根拠にして、そこからどういう経緯でその技術や兵器に至ったのかを簡単にですが考えておきます。
ボクはバックボーンが大切だと思っています。 基本的には主人公が人間なら特殊な出自(実はロボットでした等)でない場合は確実に両親がいてその両親にも両親、主人公からみて祖父母がいるはずなので、登場するしないに関わらず考えておいた方が、キャラクターの説明に説得力が増すと思います。
■ハウツー本は役に立つのか? ハウツー本って持ってます? 例えば『冲方式ストーリー創作塾』や、『物語工学論』などです。(まぁ、物語工学論がハウツー本かといわれると少し疑問ですが・・・・・・) まぁ、自分の求める疑問などが書かれているかいないかで変わってきますよね、コレ。 賞を何が何でもとるために買って、いまだに賞をとれていないなら役立ってないですよね。 実際、数冊のハウツー本を買って読み漁って賞を取れていないボクの場合、そういった意味では役立ってないと思います。 ですが、確実に役立ったと実感できるのが、単純に『書き方』です。 どうやれば書けるだろう?とか、設定を考える上でのコツと言ったようなものは、ハウツー本を書かれた方の手法を真似すればとりあえずは大丈夫ですし、そこから自分なりの思考方法を構築していくと、いつも悩んでいた部分があまり悩まなくなったり、簡単にできるようになったりしました。
ハウツー本はそれぞれ、別々の方が書かれています。当たり前ですが・・・・・・ どの方のやり方が自分にあっているかを探す必要がありますが、こうした自分に必要な情報を探すという行為自体、必要なスキルだと思います。
まぁ、結論は一番最初に書いてしまっているので今更書かなくてもいいのですが、 『書き方はひとそれぞれ』 です。
でも、まずは、最初は、自分のやり方を模索する中で人のを真似てみるのもありかもしれないですね。
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