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【ラノベ】コラム|フィクションにおける現実性―ストーリー編―【書き方】



なるべく更新をするために始めたコラム第三回。
今回は『フィクションにおける現実性』です。
移動時間の僅かな間にでもお付き合い下さい。
長いので今回は分割仕様です。

タイトルが意識高い系ビジネス書のサブタイトルみたいな感じですが、
それ程堅い話じゃないです。

要はストーリーを考えたり設定を考える時、どこまでなら、ストーリーなら史実を、設定なら現実のモノをどこまで取り入れるかと言った話です。

■史実の難しさ
フィクションは言ってしまえば作り話なので、史実をでっちあげてしまったところで、

「フィクションだから!!」

と、言い切ってしまえますが、やはりリアリティは欲しいもので、ある地点から先の史実をifとしてストーリーを考える場合があるかと思います。

例えば太平洋戦争に日本が勝ったとか。

この場合、太平洋戦争に至るまでの日本の、範囲を絞るとして日本軍の状況を詳しく調べ、自分なりの考察を組み立てなければならず
実際どうだったかはさておき、日本が太平洋戦争で勝てる要素があったのかを少なくとも見つけ出し、それを勝利条件として、勝利フラグが
立つように史実を曲げていかなければなりません

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いきなり、お話を書く場合に「太平洋戦争に日本が勝利した」から始めても問題ないでしょう。
ですがなぜ勝てたのかを用意していなければ、お話が破たんすることは容易にわかると思います。

しかし史実の難しいところはifの話をしだすとキリがない事。

一つの事実を見る角度によって状況が変わってきますし、人によっても見解が変わる事は当然出てきます

特に戦争の勝った負けたは議論が勃発し、結論が出ぬまま(あるいは結局
「今ある史実が現実で唯一の答え」と結論が出て)議論は収束してしまうことが多いと思います。

ちなみにボク自身は、そもそも歴史に興味がなく、艦これの登場でぼんやりと聞こえてくる程度の話しか知りませんし、
史実ネタが大変なのは上記の事をふと考えたときに思い立ってからは考えるのをやめました。

ある程度の史実を取り扱う場合、自分なりの史実考察による結論をもって、この作品ではそう言う事にしていてくださいと言えるだけの根拠を準備しておく必要がありそうですね。

 

 

フィクションにおける現実性―設定編―につづく

 

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