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【感想】電撃文庫『手のひらの恋と世界の王の娘たち』レビュー



昨日は、前日のバイト疲れでぶっ倒れてました・・・・・・

予期しない新人投入は精神衛生上よくない・・・・・・

けどまじめな子で助かった・・・・・・



さて、電撃文庫12月新作レビューの一発目は、

電撃文庫公式ホームページの編集部ブログでも

おすすめされていた作品の一つ、

『手のひらの恋と世界の王の娘たち』。

 

ざっくりいうと、時空間を超えて繋がった八つの世界の王の娘たちが、

いずれ束ねられる世界の主導権を持つ女王となるべく競い合う学園、

『八重ノ学園』に通うヒロイン、天利羊子の所有物としてともにやってきた主人公、

今園美哉の甘々な超ラブコメディです。

 

後半わずかなシリアスもありますが、全体通して砂糖の含有量が高めです。

世界観設定としては、『八つの世界の大人な事情、思惑が入り乱れているであろう学園で、王の娘たちが世界を束ね、

主導権を手に入れるために競い合う学園』という、

全八巻で一巻ごとに一人、各世界を代表する『世界の王の娘』が脱落することも、

あり得るかもしれない雰囲気を醸し出しているが

そう言ったことが起こり得る、『戦い』に該当する部分は比較的あっさりとした展開にまとめられています。

主軸はあくまで美哉と羊子のラブコメのようです。

 

いや、公式ページのあらすじ読んだとき、世界観のわりにコメディなのか?

とは、薄々気づいてたんですよ・・・・・・

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でも、実際よりもっと、こう、政治色が強いとか、

「死ねぇ!!!」とか、

「野郎ぶっ殺してやる!」とか、

「どうして〇〇ちゃんが死なないといけないの?」とか、

こう、物騒な展開もあると思ってたんですよ・・・・・・

でもまぁ、表紙イラスト見てそんなことないんだろうなぁと思ってたんですけどね・・・・・・

内容が思ってた以上に糖分が高くて・・・・・・

 

羊子が恋愛にまっすぐで純粋すぎるのがいけないんですよ!

 

羊子と一部の世界の王の娘たちで構成され、

『羊子の恋愛をサポートする』為に結成された『H&M会』の下す、ミッションを忠実に、

妄信的にこなす羊子の行動に、

美哉はあたふた。

完全にH&M会のメンバーに振り回される。

 

ボクはここら辺、H&M会会長のアレクサ・柴野・ゲートタワーズは

羊子を恋愛に夢中にさせ、『統合世界の女王の座』争いから脱落させようという、下衆な考えを持っているのだと思った

のですが、どうやらアレクサ本人はいたって真面目に羊子の恋愛成就を願っている様子。

そうでない者もいましたが・・・・・・

 

いや、なんかこう、世界の運命背負わされた少女が競い合う系は、

裏で駆け引きやってるイメージが強くて強くて・・・・・・

 

ラブコメ主体なので、ラブコメ好きな人は読んでみてください。


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