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【感想】富士見ファンタジア文庫『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』レビュー | ||||||||||
発売に合わせてアニメイトがとんでもない特典ゲットクエストを ぶっこんできて盛り上がりを見せている当作品は第29回ファンタジア文庫大賞で、大賞に選ばれた作品です。
高校生の主人公真人は母親が苦手だ。 母親である真々子は超若造りで十代と張り合えるくらいの見た目をしていた。 そんな真々子が真人は『苦手』なのだ。
ある日、真人の家を訪ねてきていた白瀬という政府の役人の女が『ネットゲームの中に入ってプレイできる』という話を持ってきた。 ネトゲにはまっている真人はその話に飛びつき、ネトゲの世界へ転移に成功します。 母親同伴で。
母親同伴で!
大切な事なので二度言いました。 そうです。今作のメインヒロインはツンデレ妹や幼馴染み、学園のアイドルにやけに絡んでくる学校の女子の先輩などではなく、なんと『母親』。 しかも父親の再婚相手の女性とかそんななんか色々引っかかりそうな
いやまぁ、色々ツッコミを入れたいところなのですが、正直やりにくいよ! コレ、ツンデレツインテールの、同じく母親と同伴でネトゲ世界にやってきたワイズをメインヒロインに据えなかったのは、作者の そんなことすら考えてしまうほど、母親が最前線にたって真人を振り回します。 見た目は十代でも中身はアラフォーのオカンなので今時のゲームシステムや用語が理解できない事も真人をイライラさせる原因となってしまいます。 そのせいで、真々子につらく当たってしまい、真々子を傷つけてしまうこともしばしば。
心が痛いっすよ! いや、ボクは母親にひどいこと言った記憶はない(はずです・・・・・・)のですが、なんか、こう、ただ単純にヒロインと喧嘩してる主人公がいる場面とはちょっと違うので、そういった意味では読みにくかったですね。(やっぱこれアンチ対策だろ・・・・・・)
とはいえ、真々子が全方位に真人を苛立たせているだけではお話になりません。 母親がメインヒロインという部分を除けば、ギャグファンタジーとして面白くできていると思います。
あと、ただの嗜好の話になってしまいますが、真々子のビジュアルはボクはアリです。 ぜひ、今空室になっている自宅マンションの二つ隣の部屋に引っ越してきてくださいお願いします。 そして人妻を大好物とする紳士の方々(もし読んでくださっていれば)朗報です。 なんと、この文庫の巻頭カラーイラストには、アラフォーでマイナスニ十歳肌を誇る そうです。表紙を飾る、この
と、まぁ、冗談はこれくらいにしてお話としてもしっかりと組み立てられ、アイデアもあって『大賞』は納得の作品だと思います。 この記事を読んだ人はこんな記事も読んでますよ |
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