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【ラノベ】コラム|フィクションにおける現実性―設定編―【書き方】 |
遅くなりました。 設定編とはいえ、語る事はだいたいストーリー編と同じですが…… ■実在の人物 ストーリーに史実が強く絡む場合、実在の人物が登場させざるを得ない場合があり、この場合もストーリー編と同じく、その人物をよく知らずに登場させる訳にはいきません。特に実在の他人を扱うことは史実を扱うよりも注意が必要です。 もっとも水戸黄門の様に全国を旅なんてしてないのに、テレビの影響であたかも水戸光圀は全国を旅して回ったと認識されてしまった場合もありますが、注意すべきなのは近代などの人物だと思います。親族や血縁者がまだご存命である可能性があるからです。 テキトーな事を書いて、親族などから事実と異なると訴えられる可能性があります。そう言ったことは勘弁してほしいし、個人では対処するにしても限度があると思いますしね。 ■日進月歩の科学と化学 科学や化学は日進月歩で、一般の人達が知らないだけで業界では常識となっている理論や技術が意外とあったりします。 なので、ドヤ顔で既知の現象で既に理論として確立しているモノを、さも未知のモノで自分が考えたとして作中に出してしまった日には、目も当てられません。 その作品は黒歴史として封印される事でしょう。 昨今のあいまい検索は優秀なので、近いと思われる単語を入力してネットで検索するなり、個人的に一番いいのはやはり本屋、特に大型書店などで文献を探して購入、あるいは使えると思った書籍を図書館で探してみるのも良いかもしれません。 ボクは安い本なら買っちゃう派ですけど・・・・・・
■身近であるが故に 因みにアトムは21世紀のお話です。 SFを書く場合、まぁどのくらい未来に設定するかによりますが、様々なモノを未来を予想した姿で描写する際に身近であるが故に拾い損ねない様に注意が必要です。 これはリアリティとは少し違う気もしますし、アカギだったかで時代的にありえないツイッターが出てきたらしいですし、設定によっては五十年後の世界でも今とあまり変わらない生活かもしれないので、一概には言えないですね。 結局、設定もストーリーと同じように、事前に調べて置く事が大切であるという事になります。 当たり前の事ですが、テキトーな状態で作品を例えば大手レーベルに送るなら、編集の方々の間だけで終わりますが、『小説家になろう』様など昨今はweb上で書いた作品を発表する場が多く存在します。 その場合は不特定多数の人の目にとまる事をある程度、想定してしっかりした設定の練り込みが必要だと思います。 関連記事:
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